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花にお日様、子どもに平和
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第12話
「母の会」の始まり
情熱に駆られて突っ走る正子だったが、ほんとうに何もない所に子どもたちが集まるのだろうか、という心配はあった。「子どもをあずかってあげましょうと、言って集めればいい」尊師、志賀志那人(しがしなと)の言葉どおり、子どもの声がする家を「お宅のお子さんを預からせてください」と訪ね歩きもして、開園のピーアールに勤しんだ。 志賀は「金を出すことはできないが、わたしの名はいくら使ってもよい」と言ってくれ、顧問に...
連
載
12
「母の会」の始まり
情熱に駆られて突っ走る正子だったが、ほんとうに何もない所に子どもたちが集まるのだろうか、という心配はあった。「子どもをあずかってあげましょうと、言って集めればい...
11
青空保育園誕生
休閑中の田んぼや季節の作物が植わった畑の後ろには、ぼうぼうと青草が生えた田園跡が広がっている。足元の草むらでは蛙がぴょんぴょん跳ねている。京都九条から大阪梅田を...
10
保育園を始めなさい
1931(昭和6)年の早春。三人の子どもに恵まれて、慌ただしくも平穏な日々を過ごす比嘉正子のもとに、志賀志那人から手紙が届いた。「話があるゆえ、至急、来られたし...
9
穏やかな家庭の日々へ
天六、大阪のスラム長柄にある大阪北市民館で正子は苦悩の日々を送っていた。秋が深まりゆくある日、謄写版刷(とうしゃばんず)りの一枚の葉書が届いた。そこに書かれてい...
8
スラムの苛烈さを前に
大阪北市民館には診療所があった。その診療所では低所得者に無料で薬を出していた。ある日、患者の一人が「ただの薬なんか効くわけないやろ、こんなもん」と声を荒げて、手...
7
保母として社会の坩堝へ
神学校卒業を三カ月後に控えたある日、正子は神学校を抜け出し、そのまま戻らなかった。正子が行方不明になったと神学校が大騒ぎしているとき、当の本人は大阪市北区のスラ...
連載一覧
主な登場人物
About Masako Higa
B
OO
K
第一弾 比嘉正子物語
「GHQに勝った愛」
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